surgery 森本歯科の治療技術
インプラント埋入位置のシミュレーション

シミュレーションソフトを使用したインプラント埋入位置のシミュレーション

福岡市東区香椎の森本歯科で導入しているナビゲーションシステムは、CT画像のデータを元にコンピュータ上で適正なインプラント埋入位置をシミュレーションするものです。さらにその結果を反映したガイド・ドリルによって、従来の勘や経験に頼らざるを得なかった部分があったインプラント治療に比較すると、安全で精度の高い手術が実現可能となっています。

森本歯科の3Dシミュレーションの特徴

研究用模型の合成

研究用模型の合成

金属アーティファクトのない3D画像の実現

研究用模型を工業用マイクロCTによってデータ化し、顎骨のCTデータと合成します。これにより金属アーティファクト(銀歯のような歯冠補綴などが原因となる撮影ノイズ)のないクリアな3D画像を実現しました。

インプラント断面

インプラント断面

意図的傾斜埋入をインプラント断面で診断可能

従来型の歯列弓に垂直な顎骨断面のみではなく、傾斜埋入したインプラントの断面で診断できます。インプラント断面を回転させることで、臨在歯との関係や傾斜状態を3次元的に精度高く把握できます。

バーチャル咬合器

バーチャル咬合器

模型合成による対合関係が診断可能

研究用模型の外形が画像内に2D表示されているため、暫間義歯の歯の位置とインプラント埋入位置の関係や、上下顎の対合関係の診断が可能です。

骨質のカラー表示

骨質のカラー表示

ハンスフィールドユニット(CT値)によって骨質が診断可能

インプラント断面において、 ハンスフィールドユニット(CT値)をMischの分類(1993)の最大値/最小値に応じてカラーリング表示できます。インプラント断面を回転させながら、安全かつ骨密度の高い位置への埋入シミュレーションができます。

インプラントガイデッドシステム(ノーベルバイオケア)

インプラントガイデッドシステム(ノーベルバイオケア)

CTやデジタルの情報を駆使することで精度を高め、より安全にインプラント手術を行う方法です。大きく分けて2つの種類があります。

  1. サージカルステントガイド:インプラントをする位置情報が組み込まれているマウスピースのような装置。
  2. エックスガイド:ダイナミックナビゲーションシステムと呼ばれる新しいシステムで、自動車のカーナビのように実際にインプラント治療している部位をリアルタイムでモニター上に映し出すことができます。

比較的新しいシステムですので、日本国内でもまだ約200医院程度にしか導入されていません。

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