森本歯科は痛みに配慮した手術に努めます。
インプラント治療は手術を伴いますので、痛みへの不安を感じる方も少なくないかもしれません。福岡市東区香椎の森本歯科では、患者様に安心して手術を受けていただけるように、痛みと身体的負荷に配慮した取り組みを行っています。
機能性や見た目といったインプラントならではのメリットは当然のことながら、治療における「痛い」「苦しい」を軽減し患者様のご希望に沿った治療をご提供できるよう、さまざまな取り組みを実施しています。
注射の痛みを軽減
森本歯科では表面麻酔と電動麻酔器を使用して、注射の痛みを軽減しています。
麻酔を打つ際に感じる痛みは、針が刺さるチクッとした痛みと、麻酔液が注入される圧力による痛みの2つです。塗るだけで感覚が鈍くなる表面麻酔でチクッとした痛みを、安定した速度で麻酔液を注入できる電動麻酔器で圧力による痛みを軽減します。電動麻酔器は、注入速度を調整できるため、注射する部位によってより痛みを感じにくい速度での注射が可能となります。
身体の負担も減らすサージカルテンプレート
サージカルテンプレートとは、インプラント手術の際に使われるガイドのことです。
通常のインプラント治療では、歯肉を切開しドリルで骨に穴をあける必要がありますが、テンプレートを使用する場合はフラップレス（無切開）手術が可能になります。切開を行わない分、術後の痛みや腫れも少なく、通常の手術に比べると治癒期間が短くなります。
また、歯科用CTによって採取した歯型データをもとに手術のシミュレーションを行った上でサージカルテンプレートを作製するため、埋入位置や角度などが記録されており、少しのズレもなく理想的な位置に埋入することができます。
患者様に合わせた2種類のインプラント手術
インプラント治療には、手術の回数に応じて二回法と一回法の2種類があります。歯肉を切開し、インプラントを埋入するところまでは、どちらの術式も変わりません。
また、抜歯する必要がある場合は、骨や歯肉の治癒を待ってからインプラントの埋入を行う場合と、抜歯直後に埋入する場合があります。口腔内や骨の状態など、患者様それぞれの状況によって使い分けることが重要です。
インプラント術式 二回法
通常行われるインプラントの術式です。1次手術でインプラントを埋入した後は、治療期間を約3～6ヵ月設けます。2次手術では再び切開し、インプラントの上部にアバットメント（人工歯とインプラントを繋ぐ部品）を連結したあと、さらに1～2ヵ月間安静にしてから人工歯を装着します。
1次手術から人工歯装着までに4～8ヵ月かかることになりますが、細菌感染のリスクが一回法よりも低い特徴があります。
インプラント術式 一回法
骨や歯ぐきが健康な方に行う術式です。インプラント埋入後、アバットメントを口内に露出させたまま縫合します。骨とインプラントが結合するまで3～6ヵ月ほど待ち、安定が確認できたら人工歯を装着します。インプラントと骨が結合する前に人工歯を装着するため、細菌感染や骨結合に問題が起きるリスクがあります。反面、手術が一回だけで済むため、二回法よりも患者様への負担が少なく済みます。
