患者様から寄せられた、インプラント治療に関するご質問をまとめました。福岡市東区香椎の森本歯科ではインプラント治療に関するご質問やご相談にお応えしておりますので、お気軽に当院スタッフへお尋ねください。
- 手術後の食事に制限はありますか?
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手術後数日は、食事に制限があります。
辛い・酸っぱいなどの刺激物は傷口にしみて痛くなります。特にインプラント手術後のアルコールは血流を良くするため、血や痛みが出やすくなります。硬い物を避け、やわらかい食べ物を手術した部分とは反対側で噛むように食事してください。
また、お口の中を傷つけないために、麻酔が切れてから食事をするようにしてください。 - インプラント手術に痛みや腫れはありますか?入院は必要ですか?
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インプラント手術は、局所麻酔で行うため入院する必要はありません。麻酔が効いた状態で手術をするので、手術中に感じる痛みはほとんどなく、麻酔注射を行う際にも、表面麻酔と電動麻酔器を使用することで、注射の痛みを抑えます。
インプラント治療後に腫れることはありますが、数日で引いていくケースがほとんどです。しかし、骨不足の時に行われる骨造成術を行った後は、1週間ほど腫れてしまいます。 - インプラントの寿命はどれくらいですか?
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インプラント治療は、10年以上使い続けられます。しかし、治療後のメンテナンスをしっかり行っていなければ「インプラント周囲炎」という病気にかかってしまう場合があります。
定期的に検診に来ていただいて、セルフケアの状態とインプラントそのものの状態、噛み合わせなどをチェックし、クリーニングやブラッシング指導などを行っていきます。 - 治療にかかる時間はどれくらいですか?
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インプラントの埋入本数にもよりますが、手術自体は1時間~2時間程度で終わります。インプラント手術から最終的な人工歯が入るまでに、4ヶ月~6ヶ月かかります。
歯周病治療や骨造成術と併せて行う場合は、さらに治療期間が長引きます。 - インプラント治療中は、歯がない状態になってしまいますか?
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審美性や咬合を考えた仮歯をご用意しますので、ご安心ください。インプラント治療で日常生活に支障が出ないようにします。
患者様の骨や身体の状態によっては、インプラント埋入後すぐに仮歯を入れることも可能です。しかし、周囲の骨の精査、病巣の有無など、適応症かどうかを細かくチェックする必要がある繊細な術式です。施術する医師に確かな技術と、適切な診断が必要です。 - 抜歯後、インプラントはどのくらいで入りますか?
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埋入場所や骨の状態によって異なります。
奥歯なら抜歯した部分が治るのを半年ほど待ちますが、前歯は放っておくと骨が痩せて骨幅が狭くなってしまうので、お口の状態次第では即時埋入を行うケースもあります。 - 骨が少ないと言われましたが、インプラント治療はできますか?
- 骨が少ない場合でも、インプラントの前に患部の状態に合わせて骨造成や骨移植といった、骨を増やす治療を行うことで、インプラント手術を受けられる可能性があります。