surgery 森本歯科の治療技術
安全なインプラント治療のために徹底した精密検査とカウンセリングを実施

安全なインプラント治療のために徹底した精密検査とカウンセリングを実施します

インプラント治療は入れ歯やブリッジと異なり、外科手術を必要とする治療法です。そのため、術前に行う精密検査によって正確な診断を下すことが非常に重要です。
福岡市東区香椎の森本歯科では、精密検査に加えて随時カウンセリングを実施することで、患者様のご希望を実現できる治療につながっています。

当院の精密検査

  1. 内科的(糖尿病など)、精神的評価(身体表現性疾患)
  2. 経済的評価
  3. 歯牙欠損部の3次元的骨評価(量、質)
    • 模型診断
    • X線診断:コンビームCT(2001~)
  4. 歯牙欠損部周囲粘膜の評価(厚み、付着歯肉の量)
  5. 対合歯列の状態、対顎関係、咬合関係
  6. 口腔清掃状態
  7. ブラキシズム、クレンチング、喫煙の有無
  8. 開口量
  9. 機能的、審美的要求度
  • 管理されていない糖尿病や重度の喫煙はインプラント治療のリスクとなります。

X線診断

歯科用CB・CTとシミュレーションソフトの活用

インプラントを顎骨内に埋入する場合、健康な骨が十分に存在していることが必須条件となります。治療開始後のトラブルを防ぐためにも、必ず術前にCTを撮影して顎骨の状態、下顎管やオトガイ孔の位置などを3次元的に把握しておかなければなりません。また、CT 撮影で得たデータの処理にシミュレーションソフトを用いることで、より正確な情報を得ることができます。
森本歯科では、従来と比較し被爆線量が少なく得られるデータの精度も高い歯科用のコーンビームCTとプロセラソフトを2004年から導入しており、さらにガイドサージェリーなども活用することで、設備の面からもインプラント治療の安全確保に取り組んでいます。

歯科用CB・CT(Fine cube)

画像解析装置
画像解析装置
CTスキャナー
CTスキャナー

初診カウンセリングと術前診断

インプラント治療をご検討されている方には、初診カウンセリングと術前診断にて問診や患部の撮影、口腔内のチェックなどを行います。インプラント治療全体の流れや、全身疾患・喫煙などによって想定されるリスクなどについてご説明いたします。レントゲンやCT画像を持ち帰り、治療を受けるかどうかを後日決めていただくことも可能です。
治療内容や費用・お支払方法など、疑問や不安な点がありましたら、どのようなことでもご相談ください。 患者様が治療をご理解、ご納得していただいてから進めます。

インプラント治療期間を短縮できるケース

インプラント治療の開始前に実施する精密検査の結果をもとに、骨を増やす必要があるかどうかなどを診断します。患者様の顎骨の状態によっては、治療期間を短縮が可能となるケースもあります。
治療期間が短縮できると診断された場合には、【インプラントの埋入を早める】【人工歯を入れる時期を早める】という大きく分けて2種類の手法が用いられます。どちらか一方だけ使ったり、両方使ったりと、どのように短縮するかは患者様の状態によって異なります。

インプラント埋入のタイミング

口腔状態や身体の健康状態など、患者様の治療の条件に合わせて埋入のタイミングを決定します。

  1. 通常埋入

    抜歯後数か月抜歯窩の治癒を待って、インプラントを埋入する。一般的に、大臼歯部に適応する。

  2. 抜歯早期埋入

    抜歯して数週間後に、抜歯窩周囲骨が吸収しないうちにインプラントを埋入する。

  3. 抜歯即時埋入

    抜歯してすぐその日にインプラントを埋入する。
    前歯部の場合、抜歯後数か月間も放置していると骨吸収が進んで、骨移植が必要になったり、審美的な修復ができなくなる可能性があるため、口腔状態等の状況次第で抜歯後即時埋入を行うことがあります。インプラント埋入後すぐに仮歯を入れることも可能(抜歯即時埋入・即時修復)ですが、周囲骨の精査、病巣の有無など適応症かどうかチェックする必要があります。
    しかし、この方法は、とても術者センシティブな術式なので、確かな技術と十分な経験が必要です。当院では、平成14年から本法を行っています。

インプラント埋入のタイミング01
インプラント埋入のタイミング02

*即時負荷(荷重)Immediate L., 早期負荷(荷重)Early L.

インプラントの埋入時期から治療期間を短縮する

インプラント埋入時期を早める理由としては、骨が丈夫だからということ以外に、審美的な問題があります。
前歯にインプラント治療を行う場合、抜歯後数ヶ月も放置していると骨が痩せてしまい、骨移植が必要になったり、審美的な修復ができなくなったりする可能性があるため、口腔の状況次第ではインプラントの埋入時期を早めることがあります。

  • 抜歯即時埋入:抜歯したあと、その日のうちにインプラントを埋入します。
  • 抜歯後早期埋入:抜歯後、1ヶ月から1.5か月でインプラントを埋入します。

人工歯の装着時期から治療期間を短縮する

インプラント埋入後に仮歯を入れることも可能です。しかし骨量や質、歯周病の有無など、適応症かどうかチェックする必要があります。また、この方法はとても難しい術式なので、確かな技術と経験が必要になります。当院では、平成14年から本法を始めました。

  • 即時負荷:インプラントを埋入したその日に仮歯や最終的な人工歯を装着します。
  • 抜歯後早期埋入:抜歯後、1ヶ月から1.5か月でインプラントを埋入します。
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