implant インプラント治療について
森本歯科で扱うインプラントシステム

森本歯科で扱うインプラントシステム

福岡市東区香椎の森本歯科では、主にノーベルバイオケア社のインプラントシステムを採用しています。数あるインプラントメーカーの中でも、ノーベルバイオケア社は世界で初めてインプラントを製品展開した会社であり、50年以上の歴史を誇ります。
長年にわたって培われてきた研究と臨床実績、さまざまな骨の状態にも対応できる汎用性など、数々のメリットがあります。

当院で採用しているインプラントシステムの最大の特徴は深さ1.5mmのTri-channel Internal Connectionにあります。(図1)

従来品と比較すると、インプラントと人工歯をつなぐアバットメントの安定性に優れているという特徴があります。さらに、タイユナイト(Micro-rough structure、図2)というインプラントの表面に細かな凹凸がある形状により、従来の機械研磨に比べてオッセオインテグレーション(骨との結合)が促進され、骨内安定性が大きいという特徴があります。

このような特徴を持つことから、即時負荷(Immediate Loading)や早期負荷(Early Loading)に適したインプラントシステムの1つと考えられます。
インプラントの形状はストレートとテーパードの2種類がありますが、森本歯科ではストレートを緻密骨用として主に下顎骨に用い、テーパードを上顎用で前歯の抜歯窩や柔らかい臼歯部に用いています。
ネック部のメタルカラーは1.5mmのものをすべての症例に使用しています(図3)。

リプレイスセレクト
(図1)リプレイスセレクト
リプレイスセレクトの表面構造
(図2)リプレイスセレクトの表面構造(TiUnite)
メタルカラー
(図3)メタルカラー

アバットメントはクラウンブリッジ用としてスクリュー固定(マルチユニット:純チタン,ゴールドアダプト:金合金)とセメント固定(エステティック:純チタン、イージー:チタン合金)とがあり、CAD/CAMのプロセラアバットメント(チタン合金、セラミック)も使用可能です。
なお、オーバーデンチャー用としてボールアタッチメント(チタン合金)も整備されています(図4)。

アバットメント
(図4)アバットメント
印象用コーピング
(図5)印象用コーピング

複数歯欠損症例においてセメント固定用のアバットメントを口腔内に装着する場合、従来では必要だったアバットメント・オリエンテーションガイド不要で装着でき、またブリッジの適合性についても、ほとんどの症例において口腔内での再連結というステップがありません。

インプラントシステムの違いは印象採得、試適、装着などインプラント補綴の時間を左右します。

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