デンタルCTの特徴や被爆量 - シミュレーションソフトでインプラントに活用

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設備・技術:デンタルCT

当院で扱うデンタルCT

インプラント治療は、勘や経験だけに頼るのではなく、術前に歯を失った箇所の骨量を3次元的に把握し、骨造成の検討、インプラント体のサイズ、インプラントを埋入する位置や角度を決めていく必要があります。そのために必要となるのが、CT撮影とシミュレーションソフト使用です。当院は、高精細画像が得られるデンタルCTを導入し、治療の精密度や安全性の向上に向け、活用しています。

1) パノラマ型デンタルCT

最新型パノラマ型デンタルCT モニターに表示されたCT撮影された顎、歯列の写真

メリット

当院ではX線検査(デンタル、パノラマ、CT)は全てデジタル化しています。
メリットは 1)低被爆 2)早い 3)エコロジー です。

CTやレントゲンの被曝について(自然放射線と人口方シャッ線の比較)

特徴

  1. 患者さんの位置付けが簡単:
    撮影をガイドするナビゲーション画面により、患者さんの位置付けを数分で行える。
  2. 診査・診断、治療の方向性に合わせた撮影モードを選択可能:
    広域撮影(82.0mm×75.1mm)と拡大撮影(56.5mm×51.7mm)を標準モード(19秒)と高密度モード(37秒)の2モードで撮影可能
  3. 低被爆:
    医科用CTに比べ管電流が約10分の1で、撮影時間も1分以内と非常に短くなったため、患者さんのX線被曝線量が5~10分の1に抑えられ、患者さんは従来に比べてより安心してCT検査が受けられるようになった。また、被曝線量が小さいため骨造成やインプラント埋入後の経過観察にも利用可能になった。レントゲン室の鉛厚(3mm)も従来どおりでよい。
  4. 高速処理:
    数分間で撮影データを高速処理し、詳細な3D画像を提供できる。
  5. 高精細画像:
    高性能センサー「フラットパネル」を使用しているので、どこよりも高精細画像が得られる。
    撮影後10~20分くらいでデータ解析が終了するので、患者さんに迅速に説明できる。
  6. 多彩な計測機能:
    数々の機能を装備した高性能画像解析ソフトウエアーを搭載しているので、さまざまな角度からの詳細な診査、診断が可能。とくに3D画像によって、患者さんが納得する説明が可能になった。
  7. クラス最小最軽量:
    パノラマサイズのコンパクトCTのため、省スペースでしかも重量も従来のCTよりかなり軽くなった(390kg)ため、床板の補強工事も特に必要ない。

デンタルCTのインプラント治療への活用

  • 術前診断 Pre-surgical Diagnosis
    1. 術式の選択
      a. 各種骨造成 Bone Augmentationの検討
      :GBR、上顎洞底挙上術、リッジエクスパンジョンなど
      b. 1回法、2回法、抜歯後埋入、即時負荷などの検討
      c. 種々のテクニックの検討
      :傾斜埋入、バイコルチカルなど
    2. インプラントの埋入位置、インプラントの形態やサイズの検討
    3. サージカル・ガイドの作製
  • 術後評価 Post-surgical Assessment
    1. 骨造成後の骨形成状態の把握(とくに上顎洞底挙上術)
    2. 偶発症、経過不良例の検討

2) シミュレーションソフト

シミュレーションソフトは、CT撮影により得たデータをもとにシミュレーションを行うことで、科学的根拠に基づく診断やプランニングが可能になります。
また、CTとシミュレーションソフトからサージカルガイド(手術の正確性を高めるテンプレートのようなもの)を作製・使用することで、歯肉を切開することなくインプラントを埋入することも可能になります(ガイドサージェリーGuide Surgery)。
また、手術時間の短縮、インプラント埋入位置の正確性向上などにつながり、多くのメリットが期待できます。症例によっては、即日ブリッジ装着が可能な場合もあります。

当院におけるFineCube(画像解析装置とCTスキャナー) インプラント埋入術(オペ室)
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診療時間
 9:00~13:00 9:00~14:30
14:30~18:30

※祝日のある週の水曜は診療

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TEL 092-661-8866

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